オーラルフレイル
- お口の機能の“ささいな衰え”
- お口に関する“ささいな衰え”を加齢のせいだと諦めていませんか?
それらは「オーラルフレイル」と呼ばれ、早めに気づき対応することが大切です。
ざま駅前歯科医院で精密検査を受け、改善に努めましょう。
- 「オーラルフレイル」とは、直訳すると「口の機能の虚弱」となります。
お口に関する“ささいな衰え”を放っておいたり、適切に対処しなかったりすることにより、お口の機能の低下や食べる機能の障害、さらには心身機能の低下にまでつながる“負の連鎖”に陥らないよう警鐘を鳴らす目的で提唱されました。
ざま駅前歯科医院ではオーラルフレイルの可能性のある方に、精密な検査を実施しています。気になることがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
- 思い当たる症状がある方は、
オーラルフレイルの可能性があります。
- 中にはご自身の歯を多く残せている方もいらっしゃると思いますが、
生涯を健康に過ごすためには、ご自身の歯を多く残すだけではなく、
その歯でしっかり食事・生活ができるよう
機能の維持・改善=オーラルフレイル対策が欠かせません!
データで見る
神奈川県民のお口の状態
- 8020運動の達成者は年々上昇しています。
- 「8020運動」とは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
神奈川県にお住まいで、80歳になっても20本以上自分の歯を保てている方の割合を年度別で比べた図をご覧ください。
図からも読み取れるように、近年では高齢になっても多くの歯を持つ人が増えています。それだけご自身のお口の健康に気を配っている方が多くなったにも関わらず、その全員がオーラルフレイルではない、とは言い切れません。
- オーラルフレイルを“知らない”、
でも、“なっている”人は多い!
- 「オーラルフレイル」という言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?それもそのはず、65歳以上の1603名を対象とした平成28年度県民歯科保健実態調査によると、オーラルフレイルの認知度はわずか2%。
一方で、図を見てわかる通りオーラルフレイルに“なっている”方は65歳以上の43%と、多いのが実状です。
オーラルフレイルは加齢による通常の口腔機能の衰えとは違い、トレーニングで改善可能な事が多くあります。
「ひょっとして、オーラルフレイルかも…。」など、気になる点がございましたら、ざま駅前歯科医院までお気軽にお問い合わせください。
放っておけない!
オーラルフレイルの様々なリスク
- オーラルフレイルを、そのまま放っておくのは、
とても危険です!
- オーラルフレイルは将来の介護リスクを高める“お口のささいな衰え”が積み重なった状態です。次の表はオーラルフレイルの人がオーラルフレイルでない人に比べて、どのくらいリスクを抱えているかまとめたものです。
オーラルフレイルの人は、年齢や病気など多くの要因を考慮しても、オーラルフレイルでない人に比べ、フレイルやサルコペニア(筋肉の衰え)、要介護認定、死亡のリスクがおよそ2倍も高いという結果でした。
“お口のささいな衰え”は近い将来、全身が衰えるサインと言えます。オーラルフレイルを早く見つけ、しっかり対応することがとても大切です。
オーラルフレイルの方に、ご自宅等で毎日継続して
オーラルフレイル改善のための訓練(オーラルフレイル改善プログラム)を
実施していただいた結果
約4週間で改善が見られることがわかりました。
- オーラルフレイル改善プログラム
- 歯科医院から個人の状況に応じて提示された訓練を、ご自宅等で行っていただく
神奈川県が作成した口腔機能(運動・咀嚼・嚥下)の改善プログラムです。
オーラルフレイルチェック
オーラルフレイルのリスクをいつでも、どこでも、簡単にチェックできる問診票です。
以下の質問項目に当てはまるものがあるかどうか、チェックしてみましょう。
点数の合計が3点以上で「オーラルフレイルの危険性あり」となった方は、
専門的な対応が必要です。
質問項目 |
はい |
いいえ |
半年前と比べて、硬い物が食べにくくなった |
2 |
|
お茶や汁物でむせることがある |
2 |
|
義歯を使用している※ |
2 |
|
口の渇きが気になる |
1 |
|
半年前と比べて、外出が少なくなった |
1 |
|
さきいか・たくあんくらいの硬さの食べ物を噛むことができる |
|
1 |
1日に2回以上、歯を磨く |
|
1 |
1年に1回以上、歯科医院を受診している |
|
1 |
※歯を失ってしまった場合は、義歯などを使って、硬いものを
しっかり食べることが出来るよう、治療を受けることが大切です。
歯科医院で行う
オーラルフレイル精密検査
-
口腔清潔検査
舌の表面を9分割し、舌苔の厚さで口腔内の清潔度を評価します。
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口腔乾燥検査
口腔水分計で計測したり、ガーゼを噛んでもらい唾液の分泌量を調べます。
-
噛む力の検査
感圧フィルムを噛んでいただき噛む力を測定します。また、残っているご自身の歯の本数を調べます。
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滑舌の検査
1秒間に「パ」「タ」「カ」を何回言えるか、専用の機械を使って調べます。
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舌の力の検査
専用の機械に付いた風船を、口の中で実際に押しつぶすことで舌圧(舌の力)を測定します。
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噛む機能の検査
専用のグミを噛んでもらい、溶け出した成分の量で噛む機能を調べます。
-
飲み込み検査
2種類の質問用紙に回答していただき、合計点数で評価します。
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