世界最高水準の衛生設備などを導入し
常にクリーンな環境で院内感染を予防しております。
歯科医療で使用する器具は、感染経路となる血液や唾液などの付着を回避することができません。さらに器具の構造も複雑なため、内部まで汚れやウイルスが付着してしまうと、どんなに丁寧な洗浄・消毒でもそれだけでは落としきることができません。
しかし感染症へのリスクを伴う歯科医院にとって、危険なウイルスへの対策は必要不可欠です。
そこで当院では消毒や殺菌だけでなく、全ての菌やウイルスを徹底的に死滅させる「滅菌」にこだわり、世界最高ランクの「クラスB滅菌器」を導入しております。
滅菌パックに入れた状態で処理できるため、診療時まで外気に触れることもありません。
インスツルメントやタービンハンドピースなどの歯を削ったり磨いたりする器具の洗浄から注油、滅菌までの全行程を行う専用機器です。
専用機器だからこその構造・形状で最適な処理を効率良く行うことができます。
複雑な構造の診療器具(ハンドピースなど)に付着した細菌や血液・唾液などの汚れは、従来の洗浄器での除去が困難な上、手洗いでは感染事故の恐れもありました。
そこで、国際規格(ISO15883)に準拠した高性能洗浄器を導入し、予備洗浄から熱水消毒、乾燥までの全6行程を行い、B型肝炎ウィルスなど耐熱性病原体を不活性化し、内部まで確実に洗浄・消毒ができるようにしました。
効果的な滅菌を行うために欠かせない、大切な役割があります。
当院では数々の良質な器材を取り揃え、
より精度の高い治療を提供できるようにしております。
X-Guideは、CTでの撮影データを基にコンピュータ上でシミュレーションした治療計画通りにインプラント体を埋め込むことができるよう手術をナビゲーションしてくれるシステムです。
デジタル技術と光学技術を活用したGPS測定によるナビゲーションシステムを用いて、予測通りの位置、角度にインプラントを埋入することができるので、手術をより素早く正確に行うことができます。
骨の内部にある神経や血管の様子まで3D画像で立定的に把握できるので、手術中に神経や血管を傷つけるトラブルも回避します。
従来のインプラントでも、CT撮影データを基にシミュレーションを行っていましたが、シミュレーション通りに手術を行うためにはサージカルガイドの作製が必要でした。そのためサージカルガイドを作る手間や調整にかかる時間など、手術前にある程度の準備期間がかかることになります。さらに様々な工程で少しずつ誤差が積み重なり、最終的に大きなトラブルにつながる恐れもありました。
X-Guideでは、C T撮影から手術までの一連の流れをデジタル処理で行うため準備期間を短縮することができ、治療工程を最小限にすることでリスクを抑えることにもつながります。
歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」を使用することで、肉眼を大きく超えた拡大視野での患部の把握が可能になります。
視野の拡大だけでなく、特殊な光の照射で歯の表面の反射の低減もできるため、色調や形態もより正確に把握できます。
根管(歯の根、神経)の中や微細な異変も捉えられるため治療精度が格段に向上し、歯科医師の「勘」や「経験」に頼らない正確な治療の提供が可能です。
ラバーダムとは、口腔内の唾液や細菌による治療部位への感染を防止するために治療する歯以外を覆う薄いゴム状シートのことを言います。
ラバーダムの使用により、疾患が再発するリスクが大幅に軽減されます。
根管の神経は細菌感染を起こすと他の組織にまで感染してしまう恐れがあるため、より安心・安全に根管治療を行うためにも、当院ではマイクロスコープを使用した根管治療を行う場合はラバーダムを必ず使用しております。
歯科用拡大鏡を使用することで、歯の小さな凹凸やひび割れなどの肉眼での判別が困難な部分を確認することができるます。より繊細で丁寧な治療を提供するためにも、当院では一般的な治療やメインテナンスは拡大鏡を使用しております。
機動性に優れた眼鏡のような形状で、ざま駅前歯科医院ではそれぞれの目に合うように歯科医師全員が違うメーカーの拡大鏡を使用しております。
同一法人内のむさし歯科医院にて、オールセラミックの修復物の設計・作製を行うためのシステムを導入しております。
診断・設計・切削加工まで行え、白く美しい修復物を手に入れることができます。
精度や耐久性の高い、高品質のセラミックブロックを使用しているので、通常のセラミック治療では困難だった奥歯への使用も可能です。
通常は粘土状の材料で型取りしますが、その臭いや感触・固まるまでの時間に不快感を覚える方も少なくありません。
しかしこちらのシステムは、3D光学カメラで数秒間の撮影後、コンピューターで設計・製作ができるため、負担をを軽減できます。
歯科技工士による作製は手作業なので、どうしても強度や精度にばらつきが出る場合がありました。
しかしこちらのシステムは均一にできたセラミックブロックを機械が設計通りに正確に削るため、高い安定性や耐久性を持つ修復物を生産することが可能です。
修復物の材料「セラミック」は、銀歯などの従来の金属修復と比べて歯との間に隙間が生じにくく、汚れやプラーク(細菌の塊)が付きにくいです。よって、虫歯に再感染してしまうリスクが低く、長く安心して使用することが可能です。
保険の金属治療では様々な重金属によって金属アレルギーの症状が出てしまうことがあります。しかしこちらのシステムは金属ではなく上質なセラミックのみを使用しているので、そのような心配はございません。見た目が良いだけでなく身体にもやさしいのです。
歯医者さんが苦手、という方にも安心していただけるよう
痛みに配慮した治療を心がけております。
ざま駅前歯科医院では注射針を刺す前に「針が無い注射器」を使用して、麻酔薬を噴射して歯肉に浸透させて麻酔をかけております。
注射をする箇所の表面を麻痺させるため、注射針を刺す時の痛みが緩和されます。
従来の注射器のように針を刺すことが無いため、多少の圧迫感はありますが、痛みを感じることはありません。
お口の中を専用の設備で正確に検査し、
治療に入る前にお口の現在の環境を診断します。
歯科用CTは通常のパノラマレントゲンに加えて、スライスやお口全体の立体画像を撮影することが可能です。歯や骨の中まで把握できるので、より正確な治療計画を立てることができます。
また、肉眼では確認できないような神経や歯の根の周り、骨の形態などがわかるため、より安全性の高い治療へも貢献します。
撮影も必要な部位に絞って行うため、撮影時間・被曝線量・お身体への負担も軽減されます。
インプラント手術用3Dシミュレーションシステムを採用しているため、歯科用CTスキャナーで撮影した3次元画像データを基に、計画から埋め込み手術までインプラント治療の全行程のシミュレーションを行うことができます。
より安全で正確なインプラント手術に繋がります。
すでに歯科疾患が歯や歯ぐきに生じている場合は見た目での確認ができますが、お口の中の菌の数や種類などのお口のコンディションは見た目では判断することができません。
この唾液検査(サリバテスト)では
1.唾液の分泌量 2.虫歯菌の数 3.唾液の中和力
を総合的に調べ、虫歯になりやすい要因を知ることができます。
検査はとても簡単なので短い時間で済み、痛みももちろんありません。
椅子に座ったリラックスした状態で、味のついていないガムを5分間噛みながら、唾液を静かに出していきます。
専用の容器(メスシリンダー)を使用して、分泌された唾液の量を測ります。
唾液の量が多いほど、下記のような利点があります。
・食後、口の中に残った食べ物を早く洗い流してくれます。
・抗菌作用で虫歯菌などを除去してくれます。
・歯の質を強化してくれます。
舌に検査棒をあて、唾液をつけます。虫歯の原因となるミュータンス菌、虫歯を進行させるラクトパチラス菌など、唾液の中の虫歯菌を検出してどのような菌が多いかを調べます。
検査用紙に唾液をつけ、5分後に何色に変色するのかを調べます。
食後のお口の中は歯がとけやすい状態になります。そこから通常の状態に戻るのが早いほど虫歯になりにくいです。
患者様が理解・納得し、治療に満足していただけるように
専用のカウンセリングツールにてわかりやすく説明します。
従来の歯科治療はどこに何をするのかわからない、説明不足の状態で進んでしまうことも多かったかと思います。
当院では、治療に入る前に治療計画をカウンセリングにてご説明いたします。
患者様に理解・納得していただいて治療を進めるためにも、よりわかりやすい説明ができるように、専用のカウンセリングツールでアニメーションやイラストを用いて説明いたします。
当院では患者様の気持ちに寄り添えるよう、在籍しているカウンセラーが歯科医師・歯科衛生士と患者との間に立ち、双方にとって満足のいく治療を進めるための橋渡しを行います。
患者様に一番身近な存在だからこそ、専門用語ではなくわかりやすい言葉で患者へご説明でき、プレゼンテーションを行えます。歯科医師や歯科衛生士に聞きづらいことなども安心してご相談ください。
その他の設備
患者様の脈拍や動脈血酸素飽和度を測り、不整脈や呼吸の状態、緊張状態などを確認することができます。